歯ぎしりは自覚せず長年行っている事が多々あります。
受診した際に顎関節のすりへり、歯のすりへり、口の開閉時の違和感、音、歯が痛む・しみる等から、推測されます。
決め手にかけるような症状、複合的な症状、今までいろいろやっても治りきらない症状は、歯ぎしりが一因の事が日常の治療の中で多いです。
歯ぎしりにより、歯のすり減り・歯を支える骨の破壊、顎関節のすり減りがおこります。
その結果、痛み・噛みにくい・顔つきの劣化・肩こり・頭痛が引きおこされます。
また以前よりも、前歯が突出し、すき間があいてくる事もよくある事です。
歯ぎしりの治療は、症状の重症度や原因によって異なる場合がありますが、一般的に以下のような流れになりまます。
マウスピースは、食べる時以外に使用します。取り外し自由です。
マウスピースをしている間に、顎関節の圧迫が解消され、そこに新たに軟骨が定着してきます。
マウスピースをしている間は咬みしめから解放されます。
最初は半信半疑でやり始めた人も、
「つけていた方が安心する」「顎の状態が楽になった」「肩がこらなくなった」「よく眠れる」等
少なくとも95%以上の方が良かったという声を聞きます。
その効果はつけて数カ月以内には感じている様です。